BOARDプロシージャは連続するアクションです。例えばBOARDデータベースの更新、データの抽出や印刷、外部プログラムの呼び出しといったメンテナンスタスクから、複数の新規キューブの単純な計算から予算計画、実績予測、収益性モデル、及び一般的なシミュレーションといった複雑な割り当てプロシージャまでのデータ処理タスクなど、幅広い範囲のタスクを実行出来るようにします。
プロシージャの要素ステップはアクションと呼ばれます。アクションはデータリーダープロトコルの実行、インフォキューブでの計算の実行(DataFlowと呼ばれる)、レポートの印刷、Eメールによるレポートのブロードキャスト、抽出などを行います。また、ユーザに選択を求めるなど、ユーザインタラクションを必要とするアクションもありますが、インタラクションなしで実行するアクションもあります。
BOARDプロシージャはカプセルやデータベースに保存出来ます。データベースに保存されたプロシージャはそのデータベースでしか作動出来ません。中央のデータベースに保存すると、異なるカプセルから呼び出すことが出来ます。カプセルに保存したプロシージャは複数のデータベースで作動出来ます。呼び出しはそのカプセルの画面からしか行えません。
プロシージャは以下のようにして起動出来ます。
ユーザがインタラクティブに起動する(カプセルのボタンをクリック)
特定の画面を開いたり閉じたりすると自動的にトリガされる
バッチプロセスとして実行され、コマンドラインやスケジューラーから起動される
「カプセルプロシージャのスケジューリング」及び「コマンドラインからカプセルを開く」を参照してください。