データファストトラック

データファストトラックは、セルフサービスのデータ発見ツールで、データ準備・データモデリング・ブレンドとマッシュアップが自動化されます。データセットをロードし、すぐに分析することが可能です。データセットは、ExcelやCSVファイル、SQLテーブルまたはビュー、またはクラウドデータソースなどのその他のデータソースが対応されています。

与えられたデータソースから自動で潜在的なキューブ、ディメンション、関係を検出し、そのオブジェクトを既存または新しいデータベースに作成しデータをロードします。このプロセスの終わりに、あらかじめパッケージ化されたレポートやダッシュボードでカプセルテンプレートも作成します。このテンプレートは後でエンドユーザーによってカスタマイズすることができます。

 

データファストトラックは、主に次の時に適用されます。

>最初から始まり、新しいデータベースの作成とブレンドされたデータの即時の分析を容易にする。

>新しいデータセットを既存のモデルにブレンドし、既存のデータベースを充実させることができます。

ビジネスユーザー向けのセルフサービス・データディスカバリーまたは

ITユーザ・ビジネスアナリスト向けのワープ高速のプロトタイピングのために有用です。パワーユーザーまたはそれ以上のライセンスでのみ利用可能です。

 

Boardメニューの左上からデータファストトラックを開きます。

 

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ステップ1:データソース

4つのオプションから接続したいデータソースの種類をクリックします。

ローカルファイル  (Local File)

ローカルデータストレージをブラウスしたい場合は、このオプションをクリックします。BoardデータベースにロードしたいASCIIファイルを選択してください。

 

リモートファイル (Remote File)

Boardサーバーのデータセットフォルダをブラウスしたい場合は、このオプションをクリックします。BoardデータベースにロードしたいASCIIファイルを選択してください。

 

リレーショナルデータソース (Relational Data Source)

ODBC またはOLEDB接続が対応されたリレーショナルデータソースに接続したい場合は、このオプションをクリックします。

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使用したい既存のBoard接続を選択するか新しい接続を作成してください。

ドロップダウンリストからBoardデータベースにロードしたいテーブルまたはビューを選択してください。必要に応じてSQL文を編集し、完了したら、[OK]をクリックしてください。

 

その他のソース (Other Source)

ODATA・REST またはクラウドデータソースに接続したい場合は、このオプションをクリックします。

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使用したい既存のBoard接続を選択するか始めに新しい接続を作成してください。データベースにロードしたいテーブルまたはビューをラジオボタンで選択してください。完了したら、[OK]をクリックしてください。

 

完了したら、右矢印ボタンをクリックしてください。

 

ステップ2 : データモデル

ドロップダウンリストから既存のBoardデータベースを選択するか新しいデータベースを作成するには「New Database」をクリックしてください。

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完了したら、右矢印ボタンをクリックしてください。

 

ステップ3:準備

データソースは、潜在的なキューブ、ディメンションと関係を検出し、分析します。

(下記参考)。

 

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パネルの上部に、アクションの概要が報告されます。左のアイコンをクリックすると提案されたインフォキューブ、エンティティまたは関係から最終候補リストの作成が可能です。

 

各列ヘッダーの「Information」アイコンをクリックするとエンティティやインフォキューブ属性の編集ができます。

 

列名は、既存のインフォキューブまたはエンティティと一致してないとマージされません。一致しない列名は「新規」として追加されます。

提案された関係はサマリパネルのチェックボックスをオフにし、無視することが可能です。

ステップ4 : ロードとディスカバリー

データファーストトラックは、現在Boardデータベースの編集とデータロードをするに必要な全ての機能をもっています。「Go」で進む前に以下から必要な機能を選択できます。:

 

 

準備ができたら「Go」アイコンをクリックします。