子エンティティの各メンバーは親エンティティからの親を持つ必要があります。例えば、年に対する月の関係を考えると、各月(1月9日、2月9日など)は年(2009年)に関連しています。親に対する関係を持たない子がある場合、子エンティティのそのアイテムは孤立した子と呼ばれます。標準時間エンティティ間の関係はBOARDによって管理されており、統合が可能で、孤立した子を解消します。カスタムの時間エンティティを使用するときは、既存の全ての親対子関係において孤立した子がないようにしなければなりません。
子エンティティと親エンティティのメンバー間の関係は、それぞれの子メンバーに対して1つずつ手動で親を選択する方法と、親コードに対する子コードの情報を含んだファイルを読み込むデータリーダーを使う方法のいずれかで割り当てることが出来ます。外部ファイルから関係をロードする方法についての詳細は、「データリーダー」のセクションを参照してください。
手動で関係を割り当てるには、[関係]ウィンドウに移動します。
子エンティティの列で、選択する親エンティティの名前をクリックします。例えば、月に季節の関係を割り当てるには、 月の列で季節をクリックします。
エンティティをクリックすると、全ての子エンティティメンバーがリストされたウィンドウが開きます。すでに親子関係が存在する場合には、リストに関係する親も表示されます。
親を定義する子メンバーを選択します。図の例では、「May.04」をクリックして季節を割り当てます。
親エンティティのメンバーのリストが表示されます。必要なアイテムを選択します。
注:
手動で関係を割り当てた後は、[スキャン]ボタンをクリックして子エンティティの全てのメンバーに親が割り当てられていることを検証します。スキャン機能は関係が未定義のエンティティ(孤立したアイテム)を赤色でハイライト表示します。