エンティティは一般に均質なアイテムのセットで、これによってデータの表示やサマリが出来ます。例えば、顧客エンティティには顧客リストが入っており、例えば顧客ごとの売上高を表示出来るようにします。エンティティのアイテムはエンティティメンバー又は実現値と呼ばれます。エンティティはインフォキューブの次元として使用されます。関係は2つ又はそれ以上のエンティティ間で定義することが出来、階層を形成します。
エンティティは2つのフィールド、1つのコード部分、及び1つの説明部分で構成されます。コードはエンティティメンバーを識別する固有値です。2つのエンティティメンバーが同じコードを共有することは出来ません。
エンティティは論理グループに分類することが可能です。グループは多次元モデルの一部ではなく(レポートやプロシージャでは使えない)、エンティティのリストによって読み込みや検索を改善することだけを目的とします。
エンティティトランザクションは以下のことを可能にします。
エンティティ機能にアクセスするには次のように操作します。
リボンバーの[データベース]タブをクリックします。
必要なデータベースを選択します。
[エンティティ]アイコンをクリックします。
データベースの既存のエンティティのリストが表示されます。
エンティティの作成や修正などの変更を行った後、図のように[保存]ボタンをクリックします。
注:
エンティティが作成されると、BOARDはそのエンティティに対して内部的な固有ID(UID)を作成します。UIDは後でエンティティを参照するのに使われます。レポート、プロシージャ、DataReaderプロトコル、及びその他のオブジェクトは全てUIDを使ってエンティティを参照します。その結果、エンティティの名前を変更しても既存のカプセル(及びそのレポートやプロシージャ)又はその他のデータベースオブジェクトには影響しません。