ライセンス有効化プロセスの概要

BOARDのライセンス情報はファイル(キーファイル)に保存されます。ライセンスをインストールするには、Boardクライアント(スタンドアローンライセンスをインストールする場合)又はBOARDサーバ(マスタライセンスをインストールする場合)がインストールされているコンピュータ上にキーを作成する必要があります。

キーファイルを作成したら(これはハーフキーで、未だBOARDを実行出来ません)、フルキー(認証済みキー)にするために、BOARDのWebサイトに提出して認証を受ける必要があります。BOARDのWebサイトに送信されたハーフキーファイルは、検証プロセスにより、要求されたライセンスが要求者により購入されたものかどうかが検証されます。検証プロセスに合格すると、元のハーフキーに認証スタンプが追加され、認証済みの有効なBOARDライセンスキーになります。認証済みキーファイルは、直ちにEメールで要求者に送信されます。

KeyManagerプログラムを使用すると、BOARDライセンスを作成し、認証のためにハーフキーファイルを送信出来ます。  このプログラムは、Boardクライアント又はBOARDサーバのインストールプログラムの実行中に自動的にインストールされます。

 

ライセンスをインストールして認証を受けるには、以下の手順を実行する必要があります。これらの手順については、本章の後半で詳しく説明します。

      1.  ハーフキーを作成します。これを行うには、ライセンスを有効にするコンピュータでKeyManagerプログラムを実行します。KeyManagerにより、顧客名、顧客の連絡先コード、ライセンスタイプなどの情報を入力するように求められます。これらの情報の入力後、ハーフキーファイルが作成されます。
      2.  ハーフキーをBOARDのWebサイトに送信します。これを行うには、BOARDのWebサイトのサポートページ(http://support.board.com)にアクセスします。又は、ライセンシングサーバに接続したKeyManagerプログラムにより直接送信されます。
      3.  認証済みキーを受信します。ハーフキーの処理後、要求したライセンスが使用可能な場合、認証済みキーファイルが直ちにEメールで返されます。
      4.  認証済みキーファイルを、手順1で作成したディレクトリに配置します。

 

注:

本章を読む前に、第1章「Welcome on Board」のカプセルの概要をお読みください。また、第6章「Database Design」を参照して、多次元データベースの概念と用語について理解しておいてください。