[コラボレーション(Collaboration)]セクション
- 適用範囲: Boardバージョン12.1(2021 Summer Release)以降を使用するすべてのBoardクラウドサブスクリプション
内容: Boardのコラボレーションサービスの概要
Boardのコラボレーションサービスは、組織内で生産性を再定義できる強力なツールで、ユーザーは、Board内で接続、共有、または共同作業を行うことができます。
Boardのコラボレーションサービスは分析アプリケーションやビジネスモデルに、コンテキストに応じたユニークなコミュニケーション機能を追加します。
共同作業的なアプローチを導入することで、ユーザーは、ニュースの公開、フィードの投稿、画面やカプセルに埋め込まれたディスカッションスレッドの開設、同じユーザーグループのメンバー間でのチャットセッションの作成が可能です。
Boardのコラボレーションサービスには、以下の機能が含まれます。
- フィード。 この機能を使用すると、適切な権限を持つユーザーが、Boardプラットフォーム内の特定のユーザーグループに対してニュースやその他のコンテンツを発信できます。 フィードの作成者は、画像を含めたり、ファイルを添付したり、Boardリソース(カプセルや画面)へのリンクを共有したりできます。
フィード機能に関する詳細 - ディスカッション。 この機能はされており、ユーザーはカプセルまたは画面内でディスカッションスレッドを開始できます。ユーザーは、既存のスレッドに返信したり、新規のスレッドを開始したりできます。 ディスカッションには、添付ファイルや、現在開いている画面に対するユーザーのカスタムフィルタを含めることができます。これにより、他のユーザーは、共有されたときとまったく同じ画面ビューを復元できます。
ディスカッション機能に関する詳細 - チャット。 この機能により、ユーザーは1人または複数のユーザーとチャットを行えます。 また、ファイルや、あるユーザーのカスタムフィルタが適用された状態の特定の画面へのリンクを共有することもできます(つまり、リンクをクリックすると、受信者は、共有されたときとまったく同じ構成で画面にアクセスできます)。
チャット機能に関する詳細
Subscription Hubの[コラボレーション(Collaboration)]セクションでは、Boardのコラボレーションサービスの有効化や構成を行うことができます。 また、ユーザーグループを作成して、サービスへのアクセスを管理することもできます。
内容: [コラボレーション(Collaboration)]ホームページ
[コラボレーション(Collaboration)]ホームページの上部で、Boardのコラボレーションサービスの有効化、ステータスの確認、コラボレーション機能の個別の有効化・無効化を行うことができます。 詳細については、次の段落を参照してください。
Boardのコラボレーションサービスのステータスは、ページの左上隅のある[ステータス(STATUS)]ラベルの下とコラボレーションアイコンの下に表示されます。赤色の「X」は無効を示します。緑色のチェックマークは有効を示します。
ページの残りの部分はユーザーグループ専用で、テーブル形式で表示されます。ここから、新しいグループを作成したり、既存のグループを編集または削除したりできます。 詳細は、「ユーザーグループの作成、編集、削除」を参照してください
[ユーザーグループ(user groups)]テーブルでは、既存のすべてのユーザーグループと主な情報が表示されます。テーブルは、対話操作が可能なヘッダーフィールドを使用して並び替えや検索が可能です。
デフォルトでは、次の情報が表示されます。
- グループ名
- グループの説明
- 各グループに対して有効化されている機能
- 各グループのメンバー数
[すべてのユーザー(All Users)]グループはデフォルトのグループで、Subscription HubのすべてのアクティブなBoardユーザーが含まれています。 このグループは削除できず、名前や説明は変更できません。詳細は、「ユーザーグループについて」「」を参照してください。
方法: Boardのコラボレーションサービスの有効化と無効化
すべてのコラボレーション機能は、次の図に示すように、さまざまなレベルの粒度で有効化または無効化することができます。
レベル1 - グローバル構成
管理者は、ページの右上隅にある[有効(ENABLE)]/[無効(DISABLE)]ボタンをクリックすると、すべてのプラットフォームのBoardのコラボレーションサービスを一度に有効化・無効化することができます。
コラボレーションサービスは、デフォルトで無効になっています。
コラボレーションサービスが無効になっている場合、レベル2およびレベル3で適用されている構成は保持されますが、無視されます。 コラボレーション関係のすべてのインターフェイス要素および機能は、Subscription Hubと関連付けられているすべてのBoardプラットフォームで非表示になります。
レベル2
すべてのプラットフォームに対して、コラボレーション機能の一部のみを有効化することもできます。 そのためには、次の手順を実行します。
- Boardのコラボレーションサービスが無効になっている場合、ページの右上隅にある[有効(ENABLE)]ボタンをクリックします。ステータス変更は直ちに、ページの左上隅にある[ステータス(STATUS)]ラベルとコラボレーションアイコンに反映されます。
- 有効化する機能の横にあるチェックボックスをオンにします。 選択した機能は、Subscription Hubに関連付けられているすべてのプラットフォームですぐに使用できます。
ユーザーグループの構成によっては、特定のユーザーが一部の機能を使用できない場合があります。 詳細は、「ユーザーグループについて」を参照してください。
これらの設定を有効にするには、コラボレーションサービスをグローバルに有効にする必要があります(レベル1)。
このレベルで無効にされた機能は、ユーザーグループ構成(レベル3)に関係なく、すべてのプラットフォームで使用できなくなります。
機能を無効にすると、既存のすべてのチャットセッション、公開済みのコンテンツ、およびディスカッションが保存されます。 対応する機能を再度有効化すると、利用可能になります。
レベル3
最後に、チャット機能とフィード機能へのアクセスは、ユーザーグループレベルで管理できます。 これら2つ機能の構成を最も詳細なレベルで行うことができます。
単一グループに対するフィード機能およびチャット機能の有効化または無効化については、「ユーザーグループの作成、編集、削除」ページを参照してください。
ディスカッション機能はプラットフォームレベルで動作するため、ユーザーグループレベルでは管理できません。 詳細は、「ディスカッション機能」を参照してください。
チャット機能およびフィード機能が無効な場合(レベル2)、ユーザーグループに適用された構成は保持されますが、無視されます。 この場合、フィード機能とチャット機能は、Subscription Hubと関連付けられているすべてのBoardプラットフォームで非表示になります。
この機能を無効にすると、既存のすべてのチャットセッション、および公開済みのコンテンツが保存されます。 対応する機能を再度有効化すると、利用可能になります。