アドバンストトランザクションオブジェクト(ATO)について

アドバンストトランザクションオブジェクト(ATO)管理は、新規エンティティメンバーおよびエンティティ関係を作成するための管理されたガイド付き環境をエンドユーザーに提供します。

ATO管理環境では、DataViewオブジェクトを使用して、エンドユーザーが新規エンティティメンバーの作成直後にキューブにデータを入力できるようにすることもできます。

通常、画面またはコンテナ内のATO管理環境の構造には、次のものが含まれます。

  • エンティティメンバーを作成または編集できる1つ以上のエンティティエディタ
  • (オプション)新規作成されたエンティティメンバーに関連するデータを入力できる1つ以上のDataViewオブジェクト。 そのためには、レイアウトの1つ以上のデータブロックでデータエントリを有効にし、キューブの物理レベルでデータエントリアクションを実行する必要があります。 詳細は、「キューブへのデータエントリ」を参照してください。

 

次の図は、ATO管理が有効になっている画面を示しています。

 

ATO管理環境に1つ以上のエンティティエディタと1つ以上のDataViewが含まれている場合、すべてのDataViewのレイアウトは、使用可能な各エンティティエディタでエンティティメンバーを選択した後にのみ実行されます。 これにより、カプセル設計者は、データを入力または表示する前に、エンドユーザーがエンティティエディタで明示的に選択する必要がある画面を作成できます。

次の図は、ATO管理が有効になっている画面ですが、ユーザーがすべてのエンティティエディタでメンバーを選択していません。

このように、DataViewに関連づけられたレイアウトは実行されず、データは表示されません。

 

 

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